すあまさん 保護犬

すあまさんは、こんな子です。

すあまさん引取時の様子はこちら
すあまさん預かり開始の様子はこちら


すあまさんは、多頭飼育されていた女の子。
不衛生な環境で飼育され、外に出たこともなかったそう。
痩せてはいないのでごはんは与えられていたようですが、お部屋に直接ばら撒いていたらしい。
何頭ものわんこが暮らす、恐らくお掃除も行き届いてはいないお部屋で、床に撒かれたごはんを食べていたであろうすあまさん。
かわいそうに、お腹にはたくさんの虫が住んでいました。

駆虫をがんばって、やっと我が家にきたすあまさん。
引取時のブログを見ていただくと、ケージに入れられるときおもらししています。

ちょっと想像して欲しいのです。
すあまさんはセンターでは6歳くらいと言われていたけれど、たぶん8歳くらいだそう。
ヒトならば40代後半くらい。
もし私が生まれた時から50年近く閉じ込められていて、急に知らない世界に連れて行かれたら。
言葉も知らない、太陽も知らない、地面も知らない。
助け出されたと理解できるはずもない。
どんなに恐ろしかったことか。
おもらしのエピソードを読んで、私は泣きそうになってしまいました。
私なら吠えて暴れて噛みついちゃうかもしれない。

でも、すあまさんってすごいのです。
どんなに怯えていても、絶対にかまない。
まだ歯磨きは嫌がりますが、無理やり口に指を入れても噛まない。
多頭飼育の環境で培われた社会性なのかな?

そして、トリミングも頑張ったようです。
初めての爪切りは余程怖かったのか、痛かったのか、今でも指先に触れると嫌がって脚を引きます。

頑張ったねえ。かわいいねえ。絶対に幸せになろうね。

実はすあまさん、今週の金曜日には避妊手術を控えています。
すあまさん、もうひとがんばりだ。

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-すあまさん, 保護犬